2014年9月8日月曜日

眼光学学会@金沢

金沢に眼光学学会+αで来ています。

  • 懇親会@21世紀美術館 
  • 会議@香林坊 
  • 学会@金沢工大 

でした。


  懇親会@21世紀美術館

学会、理事、編集員、シンポジストら関係者が集った懇親会が21世紀美術館でありました。
なかなか、すてきな会でした。
立食に先だって、館長さんの講演を聞きました。私は近代芸術が大好きなので、とても貴重なお話を聞けました。


水を貼った天窓から、下の階の廊下部分を見れるようになっています。
人が通ると面白いらしいのですが、閉館時で下に人が居なくてだったので、
本来の観察はできませんでした。




光と色のついた透明な壁の演出、なかなかのものです!


今回は学会の懇親会で館内を見て回る時間はありませんでした。ぜひ、また来てみたいと思います。
ところで、館長さんの講演からアニッシュ カプーアオラファー エリアソンという二人のコンテンポラリーアートの作品を知りました。
アニッシュ カプーアについては、リンクのサンパウロの作品中、ぜひ実際に体験してみたいところです。
オラファー エリアソンは、色と、もう一つは現代アートの傾向だそうですが、巨大化、というのがあるそうです。そうすると、どうしても実体験が必要ですね。
もう一つは、大きいと、創作が大変ですね。才能が表に現れるのがそれで限られてしまいます。大きいだけでなく、それがそこにある、ということに意味があれば、設置される場所も限られます。とりあえず、みてみたい、というのはありますから、没入型の表示装置を使う、そういうものの開発が大事になるのかもしれません。大型のディスプレイ(NHKの技研にあるような8Kディスプレイなど)や逆に小さいければ工夫で視野を広げられそうなヘッドマウントディスプレイでどこまで、芸術を再現できるでしょうか。
あるいは、最初から、こういった表示環境を考慮して、すべてデジタルで作ってしまう、というのもあるかもしれません。こちらの領域になってくると、もはやなんでもありで、3Dディスプレイがどうのこうのの前に、対象の物理的制約ははずれますし、ある意味実現できないからというのもありますが、視覚情報も自然に物を見るのとはそもそも異なる、変な情報を入れることも可能になってしまいます。3Dディスプレイは左右眼に異なる2D情報を入れていることが多いですから、左右眼間での画像の違いが、立体視させるためのディスパリティー情報だけでなく、違うものをみせて視野闘争させて、観察者の知覚的な介入で、見えるものがスイッチするような芸術とか、、、、(適当なことを書いているだけなのであしからず)。
こんなことを描いていたら、John D. Pettigrewのbinocular rivalryの研究を眺めてみたくなりましたが、また別の時間にします。











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